まだあるピチットの効果
「ピチット」の効果はまだまだあります。まずは「ヘルシーメニュー」を増やすことができる点です。
例えば「干物」ですが、「ピチット」で包んでおけば、塩を使わなくても水分を取り除くことができます。つまり、減塩干物や減塩塩辛など、ちょっと塩分を控え目にしたい場合には最適だということです。こうしてヘルシーなメニューを簡単に作ることができるわけです。
塩を使わずに減塩の自家製干物や塩辛などが作れるだけでも大きな特徴ですが、空気や紫外線に触れずに、しかも低温（冷蔵庫利用）で作ることができるので、実は脂質の酸化を抑制することもできるのです。つまり、美味しくて、かつ衛生的だということです。
こだわりの自家製燻製、生ハム、からすみ作りなども冷蔵庫で衛生的にできるので、相当に便利だと思います。
「調理の効率化」にも大いに貢献します。例えば揚げ物や天ぷらなどです。食材に含まれる余分な水分も内側から取り除かれますから、嫌な油はねを抑えることができます。こうした揚げ物の油はねは、加熱でたんぱく質が変成し、食材の中の水分が出やすいからです。
「ピチット」で処理しておけば、余分な水分が取り除かれ、油はねは抑えられますし、火の通りも良くなります。表面は短時間で固まるので、水分と一緒に旨みが逃げることもありません。
更に、カラッと短時間でしかもふっくらと揚げることができます。そして油の節約もできます。
焼き魚でも効果があります。魚の余分な水分が内側から取り除か、そのために火の通りが良くなって、こんがりと短時間で焼きあがります。しかも、焼き網にこびりつきにくく、煙も少ないので大助かりです。魚の皮が破れたり、身割れすることもぐっと少なくなります。